Gas Analyzer
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テールガス(H2S/SO2比率)分析計 TLG-837 [Applied Analytics社]
- ダイオードアレイ・ディテクターを採用
- 幅広いダイナミックレンジで多成分分析が可能
- フレキシブルな設置が可能なコンパクトデザイン
製品概要
ダイオードアレイディテクターとは
- キセノンランプで発生した光は光ファイバーケーブルを経由して、ブロードバンドの状態でサンプルガス(液体も可)による特定の波長領域を吸光させるフローセルへ伝送されます。
- 特定の成分による吸光はフローセル中の成分濃度に比例します。サンプルを透過した光はフローセルからもう一方の光ファイバーを経由しポリクロメーターで分光されます。
- 分光された光はそれぞれの波長によって異なる検出器(ダイオードアレイの場合1024個の検出器)で検出されます。
- この一連のプロセスは瞬時に行われるものであり、駆動部品を必要としません。
原則的に全てのAAI製分光計は次の四つのサブユニットから構成されています。
- 電磁放射を発生する光源-キセノン
- 光源のブロードバンドを特定の波長に選択する分光デバイス-凹型ホログラフィック・グレーティング
- サンプル・エリア-フローセル
- 光の強度を測定する検出器-ダイオード・アレイ
モデル
- TLG-837 テールガスアナライザー
-
- 測定方式:
- ダイオードアレイ
- 波長レンジ:
- 200~800 nm
- 波長再現性:
- <±0.04nm(NIST2034規格)
- 測定成分:
- H2S 0-2%
SO2 0-2%
COS 0-2,000ppm
CS2 0-2,000ppm - 精度:
- 測定範囲の±1%
(500 ppm以下のCOS、SO2については±5%) - 応答時間:
- 1~5秒
- 周囲温度:
- 標準:0~35℃
オプション:-20~55℃ - ディスプレイ:
- タッチスクリーン液晶画面
- アナログ出力:
- 測定対象一つにつき4-20mA一つ
- デジタル通信:
- Modbus TCP/IP; RS-232; RS-485; Fieldbus; Profibus; HART;
- 構造:
- NEMA 4X ,IP 65 (標準仕様)
国内防爆仕様 (オプション)
その他各国防爆規格にも対応
特徴
- 早い応答時間
- 紫外~可視光領域まで幅広く対応
- 幅広い測定レンジ(オートレンジ機能)
- 高精度・高感度
- 多成分分析が可能
- 操作が容易なインターフェイス
- 駆動部なし
- 前処理が不要
- 非常に少ないメンテナンス
- Ethernetによるリモートコントロール
- ppmレンジから%レンジまで対応
- 工業用コンピューター内蔵
- 長寿命の光源ランプ
- ファイバーケーブルを採用し、フレキシブルな設置を実現
- RS232、TCP/IP通信に対応
- 独自開発したコールドフィンガーデミスタープローブ
納入実績
- 製薬、食品、火力・原子力発電所、化学、サービス会社、石油精製、機械、自動車、鉄鋼 など
メーカー紹介
Applied Analytics社
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- 1992年アメリカ・マサチューセッツ州に設立
- 様々なアプリケーションをサポートできる製品ラインナップ。 化学、機器設計、電気・光学、分光技術、サンプリングシステムデザイン、ソフト開発などそれぞれの部門にエキスパートを配置。
- 高品質な機器の設計・製作にとどまらず、ユーザーが抱えている問題解決のため、サンプリングシステムの設計、開発、キャリブレーションの手法や手順の開発などをアフターセールスサポートを通して明確にします。
- 全世界で約1,500台の納入実績。
- 日本総代理店として2008年2月1日より八洲貿易との契約をスタート。
- https://aai.solutions/
お問い合わせ先
- 第1営業本部
TEL:03-3588-6456