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炭化水素成分分析計 Precisive 5 [MKS社]

  1. 非常に応答が早く (1秒),リアルタイムで最適制御が可能
  2. C1~C5メタン系(アルカン)ガスの定性・定量分析, カロリー値及びウォッベ指数測定
  3. サンプルをフローセルに流すだけでキャリヤガス不要
  4. 遠隔操作で連続オンライン運転ができる
  5. 消耗品もありません
  6. 校正ガスや燃焼ガスは使用しません
  7. 実質的に波長干渉はなく,高感度で直線性に優れています

製品概要

  • ユニークな波長スキャン型特殊フィルタを利用してC1-C5成分データを迅速に数秒間隔で更新
  • 連続、オンライン、現場立会なしで運転可能
  • 標準モデルではメタン,エタン,プロパン,ブタン,ペンタン,CO2 などの個別測定が可能
  • その他のレンジやガスについてはご相談下さい

precisive5グラフ

測定原理

近赤外線または赤外線吸光を基本にした測定で、高度スペクトル分解分析を可能にします。

  1. 分子は特定の周波数または波長にて光を吸収。
  2. 炭化水素成分は、個々の吸収スペクトルを持っているため成分を特定するのに利用できます。
  3. 吸光度合いは分子の濃度に比例しているため、濃度を求めることができます。

ガスクロマトグラフのような成分分離カラムは必要ありません。

precisive5測定原理の図1

precisive5測定原理の図2

カタログ

炭化水素成分分析計 Precisive 5

モデル

Precisive 5
Precisive 5
  • 測定ガス精度(Absolute)
    ・メタン(80-100%):±0.2%
        (0-80%):±0.5%
    ・エタン&プロパン:±0.2%
    ・イソ&ノルマルブタン:±0.1%
    ・ペンタン:±0.2%
    ・CO2:±0.2%
  • 流量:常用:0.1-1.0L/min
       最大:15L/min
  • 圧力:0-35KPa(オプション35-350KPa)
  • 温度:0-50℃
  • データ更新:5秒(初期設定)または 1-300秒の間にて可変可能
  • 出力:Modbus RTU over TCP/IP または RS422
       4-20mA(オプション)
  • 電源:100-250VAC
  • 防爆:CE Ex Ⅱ 3G n ⅡC T4 Gc (ATEX Zone 2)
       TIIS内圧防爆構造

特徴

  • 基本原理として赤外線吸光式を採用
  • メタン系ガス(メタン、エタン、プロパン、ブタン)のオンラインモニターです。
  • 従来ではガスクロマトグラフのみで可能であった炭化水素成分の測定をリアルタイムに行うことができます。
  • キャリヤガス、燃料ガス、あるいは校正ガスは必要ありません。

用途

    天然ガス

  • ガス処理工程,分散貯蔵,運搬
    熱量(カロリー)
    ウォッベ指数測定
  • 電力
    ガスタービン,燃料電池ほか
  • プロセス制御 (石油、石油化学)
    硫黄回収 (C1-C5, CO2, H2S)
    フレアスタック,燃焼制御
  • LNG/LPG/BOG/Bio Gas分析
  • ガスクロマトグラフ代替器

メーカー紹介

  • MKS社
  • MKS社
  • Precisive/MKS社
  • リアルタイム熱量(BTU)分析における世界最初の光学式オンライン炭化水素組成センサーをPrecisive社で開発。厳しい環境下において幅広く設置。2007年のPrecisive社設立以来、センサーベースで1800台以上の納入実績(2013年現在)。2015年にMKS社へ合併し現在に至ります。
  • https://www.mksinst.com/
  • MKS社

お問い合わせ先

  • 第1営業本部
    TEL:03-3588-6456

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