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放射線式レベル計・密度計 [VEGA社]

Pict.1_VEGA_BN

  1. 放射線を用いた非接触レベル測定・密度測定
  2. 1950年から販売を開始し、5万台を超える納入実績
  3. 石油・石油化学・製紙・鉄鋼・製薬・鉱山で採用
  4. 国内実績は300台以上
  5. 用途は、CCRプラットフォーマや重質脱硫分解装置・ポリマー製造・紙パルプ、蒸解釜などのレベル測定、スラリー・黒液などの密度測定

製品概要

オーマート放射線式レベル計・密度計の原理

放射性核種のCs137(セシウム)やCo60(コバルト)からでてくるγ線(ガンマ)の透過を利用して、タンク内の物質のレベルや密度を非接触で測定します。タンク内に液体などの含有量が多ければ多いほど検出器側に到達する放射線量が減少し、逆にタンク内の物質が少なければより多くの放射線が検出器に到達して相対的にレベルや密度を測定します。

Pict.2_Level

検出器の仕組みについて

レベル計も密度計も個体プラスチックシンチレーションを使用しています。γ線が検出器に当たると電離や励起を起こし強度の光が発生します。これをPMT(ホトマルチプライヤーチューブ)が電子信号に変換してγ線の到達総量を相対的に出力します。

Pict.3_Measuring_principle

通信システムについて

基本的にHART通信が主流です。ほとんどの製品がHARTシステムとなっています。検出器から直接4-20mAのアナログ信号が出力されます。自己診断機能も付いており、データをダウンロードすることによりE-mailで診断結果を送ることができます。 フィールドバス通信もございます。

通信システムについての図

モデル

線源装置
線源装置

各種アプリケーションに応じた線源容器

検出器
検出器 密度
密度
 
検出器 ポイントレベル
ポイントレベル
 
検出器 連続レベル(高感度タイプ)
連続レベル
(高感度タイプ)
検出器 連続レベル(ファイバーフレックス型)
連続レベル
(ファイバーフレックス型)

特徴

  • 高温・高圧の条件下でも測定に影響しません
  • 可動部がなく非接触測定で測定容器へ挿入する必要はありません
  • 高感度の検出器線源装置の延命が可能です
  • ファイバーフレックス検出器、耐火型線源容器など斬新な技術を採用
  • 様々なアプリケーションのレベル・密度測定が可能
  • 自己診断機能により異常故障の早期発見が可能
  • 線源のリサイクルを推進環境に配慮した活動を実施
  • TIIS,CSA,FM,ATEX 防爆取得
  • NEMA4X
  • 申請書の作成補助も行います

納入実績

  • 石油精製、石油化学、製紙、鉄鋼、食品、火力発電所、化学、製薬、など

メーカー紹介

  • VEGA社
  • VEGA社
  • 1950年にフィリップ・オーマートが放射線計器を製造・販売のため設立。以来、放射線式レベル計、密度計、重量計をグローバルに提供し続けております。VEGA社(旧 Ohmart社)はイノベーターとして、放射線機器としては初めてシステム化(HART)を行い、またファイバーフレックス検出器を開発しました。世界各国へ製品とサービスを提供し続けております。
  • https://www.vega.com/
  • VEGA社

お問い合わせ先

  • 第1営業本部
    TEL:03-3588-6371

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